18きっぷでどこか行く 2日目
昨日の続きです。
ちゃんと起きることができた。
新潟は初めての土地なので文字通り右も左もわからない。
天気が悪い。とりあえず海へ向かうことにした。
レインボータワー
むかしは登れたらしいが、今はもう稼働してないらしい。
近くのイベントスペースで自撮りした。
このまま川沿いを歩いてみる。
やすらぎ堤へと来た。
ここからぼーっと川を眺めてるだけでも退屈しないだろう。
どうして人は塔を見るとつまみたくなってしまうのだろう?
対岸へと渡る
「バシャバシャと 信濃川見て 写メを撮る」
かつてこの地でそんな名句を詠んだ天使がいたらしい。7年前から信濃川は季語である。
新潟市の花はチューリップとのこと。
街中のいたるところにチューリップが植えられていたのが印象的だった。
桜のシーズンに歩いてみたい。
その後、白山公園へ。
何か召喚できそう。
この辺りから雨が降ってきた。傘はない。
公園を抜け、海を目指して歩く。天気は悪く1人だが、怖いものなんてない。
あとはやっぱりこの信号機の形は印象的。
日本海!サンシャイン!!
この辺りから雨が笑えなくなってきたので駅へ戻ることにする。どうやらだいぶ歩いたらしく、新潟駅ではなく近くの関屋駅へ向かった。
10:40 関屋駅
新潟へ戻る。越後線。
そのまま長岡へ向かう。
昨日来た信越本線を戻る。
タレかつ丼が食べたくて信越本線に乗りながら調べたところ、長岡駅から一駅の宮内駅から歩いていける場所にあるらしい。
この時間の上越線は一時間に一本しか走ってないため、時間は惜しかったがせっかくなので行くことにした。
歩いてとんかつ太郎笹崎店へ
10分強、しかし雨。コンビニで傘を買おうとしたがコンビニがない。
わざわざ来て良かった。かつ5枚乗せで1,000円。美味しいのでおすすめ。
駅へ戻る。
次の行き先だが、南下するのではなく北陸で遊ぶことにした。北陸はマジで未開の地。土地勘はないし、なにが起こるかわからない。
日本国内とはいえ、知らない土地へ1人で行くのは本当に楽しい。海外はちょっと怖い。ごはんも冷たいし。
西へ。
といったもののこの辺の路線はよくわからない。
第3セクターが多く入り組んでいて、18きっぷが使えないのだ。
その事実に気がついたのは六日町へ向かう上越線の車内だった。
なんとか迂回ルートも探したが、1日棒に振ることになりそうなので諦めた。
ちなみに昨日は日が暮れたあとだったため、全く気がつかなかったが、上越線から見る景色は一面の銀世界だった。
ほくほく線というものに乗り換える。当然初めて乗る。そしてほくほく線には18きっぷでは乗れない。
このほくほく線がすごい。ほとんどトンネルの中でほぼ圏外。たまに見える景色は真っ白。
イオンは神。
日本海ひすいラインに乗り換える。
ここでも18きっぷは使えない。通常通りの運賃が必要。
18きっぷの旅の利点は交通費を一切木にしなくていいことにあるので、正直けっこう痛い。
とりあえず富山を目指してみる。
この日本海ひすいラインも海沿いに出るまではトンネルが多く、圏外の状態が長かった。
圏外でも外の景色を見れば楽しめるのだが、如何せんトンネルの中なので真っ暗。
静岡よりつらいのでは?
長いトンネルを抜けると右手側には日本海が広がる。天気は悪い。
晴れていたらどんな光景だったのだろう?
途中、あいの風とやま鉄道線に切り替わる。
これも18きっぷは使えない。
17:30 泊駅(富山県朝日町)
人生で初めて富山県に足を踏み入れた。
すぐに乗り換え。富山駅を目指す。そろそろ移動にも疲れてきた。
寿司
富山駅で迷子になりました。なにあの構造。
富山駅の周辺にはコンビニもあれば、カフェもある。ファストフード店もある。
群馬と新潟の山の中を長いこと彷徨っていたので、駅前にこれだけの施設が整っていることにありがたみを感じる。久々に高い建物を見た気がする。
富山駅の周辺で簡単に食事を済ませる予定だったが、大庵に行って鴨南蛮を食べてこいというお告げがあったので急遽行くことに。
歩いていくと30分以上かかるので、富山地方鉄道というものを利用することにした。
この電車のおもしろいところは、ホームで自分の乗る電車を待つのではなく、改札の前で待つという点(電車がホームに入ってきてから改札を通る)
バスもそうだけど、こういったローカルルールは知らないうちに破ってしまいそうだ。
目的地までは2駅。
3分程歩いて目的地の大庵へ到着。
店内はおしゃれだが、客が自分しかいない。。貸切状態なのでカウンターへ座らせてもらう。
道
雨も降っていてだいぶ身体も冷えたので鴨南蛮を即決で注文。
お茶が美味しくて、鴨南蛮が出て来る前から何度もおかわりしてしまった。
美味しい。
夢中になって食べてしまった。
お肉も柔らかいし何よりもスープが良い。濃厚〜!
お茶のおかわりをして店を出ようかと思っていた。
プリンをサービスされてしまった。
なんてありがたい。
韃靼そばの香ばしい香りが愉しめる和風ミルクプリン。
「韃靼そば」には「ルチン(ポリフェノールの一種)」が多く含まれます。香ばしく、とても美味しく、カフェインを含まないと言われています。その韃靼そば茶と富山産の牛乳を使用し、食感が何ともいえない、なめらかなプリンに仕上げました。
なめらかさが半端ない。食べやすい。伝える自信がないのでこれは是非食べてもらいたい。そばの風味が良い。体にも良い。
丁寧に駅までの戻り方や、北陸のおすすめの観光地を教えてもらい、本当に来て良かったと思った。
あんなに良い店なのになんで他に客いなかったんだろう…
帰りはバスに乗り、駅へ戻ってきた
金沢まで行こうとするも、ここでも18きっぷは使えない。
第三セクターに苦しめられている。
初上陸!
遠かった…
北陸新幹線ってもう2年にもなるんだと驚いた。
疲労が半端なく、一刻も早く休みたかった。
歩いた距離も乗り換えの数も多かったからだろうか。
写真も撮る元気がなかった。
適当に一晩休める場所を見つけ、すぐ寝た。
明日は福井から。
続く。