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Perfumeのことや雑記などを適当に

「COSMIC EXPLORER」と「俺」

長いツアーが終わってしまった。

半年にわたるツアー。

ツアー自体は半年間だが、アルバムリリースとツアーの発表があったのは去年のクリスマスだ。そう考えると、最初の発表からツアーの千秋楽まで11ヵ月間、約1年間もの間「COSMIC EXPLORER」と共にあったということになる。

 

 

 これは発表された瞬間の自分のツイート。まさに「COSMIC EXPLORER」は生きる希望だったし、そして並行して「就活」に悩まされた1年間でもあった。

 この1年間、色々なことがあった。変化もあったかもしれない。わからない。

 

久々にブログを開いて「記事を書く」のボタンを押した。ほんの単なる気まぐれ。

 

当初は単純に「COSMIC EXPLORER」の感想だったり考察だったりを書くつもりでいた。しかし、「COSMIC EXPLORER」を振り返ると、どうしてもこの1年間に経験してきたこと、味わってきたことが重なるし、思い出してしまう。

本当に、この1年間で色々なことを感じて、思って、考えた。

 

なのでこのタイトルで書くことにした。

 

本当に大切なことはツイッターにもフェイスブックにもメールにもどこにも書かない本当に訴えたいことは、そんなところで発信して返信を貰って、それで満足するようなことではない。

 

今年読んで一番衝撃を受けた朝井リョウの「何者」の一節。

でもやっぱり言いたいことはあるし、記録に残しておきたい。

自己満足のためには発信することも必要ではないだろうか?

本当に訴えたいことをはっきりさせるために必要な行為なのかもしれない。

 

俺はどちらかと言うと、自分の話を聞いてもらうよりは、人の話を聞く方が好きな人間だ。

ただ別に自分の話をしたくないわけではない。たまには聞いてほしいし、自分語りがしたくなるときがある。

 

勢いで書きはじめて、どんなこと書くかも決めてないんだけど。

感想や考察じゃなくて自分語りが中心になると思う。そもそも公開するのかなこの記事。わからない。

興味ない人は読まない方がいい。時間の無駄だから。

 

 

 

まずはじめに、俺という人間の中で最高なのはPerfumeだ。俺がどんなに最悪でも、Perfumeは常に最高だし、最高の上を行く。

もちろん他のことにも興味はあるし、好きなこともあるし、楽しみもある。

でもPerfumeは常に元気をくれるし、まさに生きる希望だ。

「そんな人生つまらないしみっともない」そう言う人もたくさんいるだろう。そして確かにそれはその通りだろう。

でも最高なんだから仕方ない。だからライブに行くし、会いに行きたいし、そのために生きているといっても過言でもない。

だから毎回ツアーが終わったら絶望するし、明日からの現実がつらい。

もうこれはこういうものなんだと受け入れている。恒例行事みたいなものだ。

 

たとえば、LEVEL3が終わったときは本当に恐ろしかった。Dream LandのラストはPerfume史上最も美しいが、同時に最も残酷だ。今でもそう思う。

Dream Landは最高だ。

 

3年前の俺、マジで意味がわからない。

 

話が逸れかけたが、つまり何が言いたいかと言うとPerfumeに依存して生きている。

 

 

初めてPerfumeのライブへ行ってから7年。あの日から人生が変わった。

ここでごちゃごちゃ語り始めるとキリがないので省略するが、あのときの感動を味わいたいから、あの空間に触れたいからライブに行く。

 

幸運なことに2013年以降は毎年少なくとも10回は行くことができている。

 

ishtc.hatenablog.com

10回というのは凄い数字だ。普通じゃない。本当に恵まれていると思う。

1つでも多くのライブに参加するために、周りのファンの方々と比べても明らかにお金はかけずに、決して快適とは言えない遠征を繰り返す。

無茶な遠征も何度もした。

「ライブへ行く」ということに関してはかなりのこだわりがあるかもしれない。

 もしかしたら俺に対してそんな印象をお持ちの方もいるのではないか。

 あいつどこ行ってもいるよなって。

 

「ライブへ行く」というこだわりを持つ俺にとって、この「就活」というイベントは非常に邪魔で疎ましいものだった。

そして一番恐れていたことでもあった。

 

 

満を持して発表されたアリーナツアー開催は、クリスマスの時点で日程は出ていなかったものの、そうなることは明白だった。

 

 

そして大方の予想通り、ドンピシャで就活と重なることとなる。

2月14日、P.T.A.生放送で解禁された「COSMIC EXPLORER」というタイトルとそのツアー日程。

自分の投稿がかしゆかに読まれた興奮も冷めやらぬまま、同時に絶望した。

 

ishtc.hatenablog.com

ライブに行けないのではないか…

 

いつもなら意気揚々とFC1次選考でチケットの申し込みをする自分が、この時点で幕張公演に申し込むことをしなかった。

行けるかわからなかったからだ。

 

 

そんなこんなで3月になって、就活も本格化しはじめて、メンタル面をやられて。

4月の頭、遂にPerfumeの約2年半ぶりとなるニューアルバム「COSMIC EXPLORER」が発売されることとなる。

この日は朝からスーツで渋谷のワイヤードカフェへ行って、タワレコで購入して、そして午後からは御社へ行ったのをよく覚えている。

 

Perfumeのアルバムとなると、しばらくはそれしか聴かなくなる。

中毒性はない(ある)。

 

スーツを着て、行きたくもない御社への移動中にずっと「COSMIC EXPLORER」を聴いていた。

今年は色々とうまくいかないことが多かったが、4月のこの時期は相当つらかったと思う。

書き進めることのできないES、うまく答えられない質問、目に焼き付いて離れない不採用の三文字。

正直言って就活のやり方はものすごく下手だった。今思うと落とされ続けて当然だとも思う。あんなんで受かる方がおかしい。

でも当時はわからなかった。わからないなりに必死にもがいた。

「なんで?」

くどいほど自問自答してもその答えを得られることはなかった。

 

「どうして?」

 

「なにがだめ?」

 

「どこが悪い?」

 

「なんで?」

 

もし、この記事を読んでいる方にこれから就活を控えている方がいたとしたら、1つ言いたい。

就活はめんどくさいが決して怖いものではない。うまくやれば楽しいとさえ感じられるだろう。

ただ、アプローチを間違えるととんでもない沼に嵌り、抜けられなくなる。

それはきっと何かに似ているし、あらゆることにもそう言える。

 

間違いなく負のループに陥っていた。

 

繰り返すことになるが、この時期が「COSMIC EXPLORER」を一番聴いていた時期だ。負のループの中ですがるようににアルバムを聴いた。

 

気がつくと「COSMIC EXPLORER」を聴くとき、音量が常に最大になっていた。自分を遠い場所へ連れていってくれる、現実逃避させてくれる、そんな存在になっていた。

悪い意味で、それがないと生きていけなかった。まさに依存だった。

あまり良い音楽の聴き方とは言えない。

 特に大好きな「TOKIMEKI LIGHTS」はたくさん聴いた。

 

「就活中に数社落ちただけで何をそんなに絶望してるの?」

 

そう思った方もいるだろう。その通りだと思う。

もしかしたら必要以上に傷ついてたし、ダメージを負っていた。

良いことなんてなにもなかった。前が見えなかった。

 

4月の終わりにはストレスが原因の円形脱毛症と診断された。決してストレス発散が上手な方ではないが、こんなの初めてだった。

 

 

そして誕生日を迎え、1つ年を取り、相変わらず何もうまく行かない中でツアーの幕が開けた。

 ツアーと就活の並行の始まりだ。

 

 

結論から言おう。

 

ツアーと就活の時期が重なって心から良かったと思っている。

なかったらあと1、2回は遠征できていたのかもしれないが、それでも良かった。

何度も心が折れた。「心が折れかけた」ではなく「折れた」。

そんな折れた心を立て直してくれたのが「COSMIC EXPLORERツアー」であり、「Perfume」だった。

それまでも、Perfumeに助けられたと感じたことは枚挙に暇がないが、今年は特に顕著だった。

 

 セトリの中で若干持て余され気味な「TOKIMEKI LIGHTS」が響いた。

あ~ちゃんの「明日から頑張ろうね」という言葉がこれ以上なく響いた。

 

アリーナツアーで行くことができたのは仙台、静岡、幕張に各2日間、計6公演。

 

幕張公演は6月の半ばを過ぎていた時期だったが、それでも就活は終わらなかった。

ほんの少しずつは前に進んでいたのかもしれない。でも当時の自分には進歩を感じることができなかった。足踏み状態だった。

 

周囲は就活を終えた人も少なくない。

焦っていた。本当にダメなんじゃないか。自分だけが否定されている気がした。

 

それでもなんとか、人の形を保ってやり続けることができたのは、追加公演であるドームエディションが発表されたからである。

 

また「COSMIC EXPLORER」が俺を助けてくれる、そう感じた。

 

 

アリーナツアーは6公演に行くことができたが、「ライブへ行く」というこだわりがある俺にとっては多い数ではない。感覚がマヒしているのは重々承知である。

贅沢な話かもしれないが、もっと行きたかった。

だからこそ、もう少しだけ頑張ってドームエディションは全部行ってやろうと決めた。

 

6月の終わりくらいになって、ようやく最終面接に進めるようになってきた。

遅れてはいるが前に進めてはいる、その事実によって久々に肯定された気がした。

 

ここからがまた長いのだが、それでも生きる糧があることは大きな支えになった。

 

そして、夏本番を迎えたころ、スーツを脱ぐことができた。

 暑かったから脱いだのではない。内定をもらうことができたからだ。

 

なんとかなった。

 

嬉しさよりもホッとした。

「もし内定を貰ったら嬉し泣きをするかもしれない」

就活中はずっとそんなことを思っていたのだが、涙なんて出なかった。

代わりに出たのは大きな安堵のため息だった。

 

 

夏が終わって秋が来て、ドームエディションが始まった。

 

全通した。当然だ。

俺を助けてくれた「COSMIC EXPLORER」への恩返し、とかそんなことは考えずにただ純粋に楽しむためだけに全部行った。大阪、名古屋、福岡の5公演に全て行った。

 

 

これはドームエディション初日終演直後のツイート。

本当に圧巻だった。

行ってよかった。

「TOKIMEKI LIGHTS」が見れなかったのは少し残念だったけど。

 

PerfumeのライブといえばMCだが、今回のドームエディションで特に印象に残ったものがある。

ナゴヤドーム2日目のラストのMCだ。

 

かしゆか「色々とハプニングはありましたが、3人で向き合って、あははって笑い飛ばすことができて、チームがまた強くなったと思いました。皆さんもチームの一員です、助けてくれてありがとう。皆さんのおかげです!」

のっち「一瞬でした。楽しくて、はしゃぎ過ぎたところもありました。ドラゴンズじゃないけど、ホームだと思ってやってました!」

あ~ちゃん「6年前に初めてドームに立って、いままた新しいドームに挑戦して。6年前はハプニングなんて笑い飛ばせなかった。強くなれたのは、信じてついてきてくれる皆さんがいるからです。ナゴヤドーム、最高の時間でした、これからもよろしく!」

 

ハプニングを笑い飛ばす。これって簡単なようで実はすごく難しい。

ハプニングやミス、つまり、うまく行かなかったことを笑い飛ばす。

なかなかできることじゃない。しかもドームクラスの規模で。

やっぱりPerfumeってすげーなって思った。

 

2016年を振り返ったときに、一番つらかったのは多分4月~6月だ。

もちろん7月以降もつらいことはあったが、間違いなくその3ヵ月間が一番つらかった。

 

その3ヵ月を思い出して笑い飛ばすことが俺にはできるだろうか?

結果的に就活は無事に終えることができた。でも笑い飛ばせるか?無理だ。

 

今思い出してもつらいし嫌だ。できれば忘れてしまいたい。

「COSMIC EXPLORER」は大好きなアルバムだ。でも聴くとあの時を思い出してちょっとだけつらい。

 

千秋楽は福岡だった。11月12日、俺を支え続けてきてくれた「COSMIC EXPLORERツアー」が終わってしまった。最高のサプライズとともに。

 

 終わった直後はダメージが大きかった。それまでのツアーと同じように。

絶望したし、明日からどうしようと思った。

 

ただ翌日以降、そういう感情はなかった。

初めての感覚だった。

 

なにかが変わりはじめているのかもしれない。

 

俺は俺のことが嫌いだ。だから変わろうとしてきた。特にここ数年は。

なんとなくだが、もしかしたら、「COSMIC EXPLORERツアー」の終わりはこれまでの自分とそれからの自分を区切るものとなったのかもしれない。

うまく説明できない。なんとなくそう感じるだけだ。

福岡から東京へ帰るバスの中、めちゃくちゃ沈むのではないかと予想していたが、そんなことはなかった。ポジティブな感情があった。「明日から頑張ろう」と。

 

千秋楽から1ヵ月、実際に頑張れているかどうかで言うとあんまり頑張れていないと思う…

さすがにそんなにすぐには変わらないか。

でも変わり始めているのは事実だと思う。

 

良く言えば人から影響されたり流されることなく、悪く言えば頑固でやたらこだわりの強い俺が、変わり始めている。

前向きに捉えたいと思う。

自分で気がついた以上に、この1年で変わったのかもしれない。

「就活を通して成長!」とかいう気持ちの悪い聞いただけで虫唾の走るような言葉は使いたくない。ただ変わった、それだけ。

 

2016年はそんな1年だったと思う。

どんな綺麗な言葉でまとめようとしても、今年は良い1年だとは思わない。

精神的につらいことが多すぎた。

 

俺はあまり自分のことを褒めてあげようと思わないが、今年だけは「良く耐えたな」と評価したい。

 

もしも、今年が精神的に変わった1年だとしたら、来年は環境が大きく変わる1年だろう。

また激しく病むかもしれない。

ただ、とにかく変化を楽しめたらいいなと思う。

 

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2017年のPerfumeは何を見せてくれるだろうか?

奇しくもこのブログを書き進めている間に2月にシングルをリリースすることが発表された。

「TOKYO GIRL」

個人的にヤスタカの作る「TOKYO」や「東京」、「トーキョー」が冠につく曲が大好きだ。

遂にPerfumeでやってくれたかという思いがある。楽しみ。

2016年はたくさん遠征したので、2017年はTOKYOでたくさんPerfumeを見たいなと思う。

 

月並みな言葉で締めるのに抵抗があるが、来年は良い1年にしたい。

それが本当の願い。

 

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